奇石博物館 収蔵品
桜石
奇石名;桜石(さくらいし) 標本名;菫青石(きんせいせき) 産地;京都府亀岡市奥條桜天満宮 |
桜の花びらの模様に似ていることから「桜石」と名付けらていますが、よく見ると花びらの数が違います。 本物の桜の花びらは5枚。一方、桜石には6つの花びら模様が見られます。 この桜石は、菫青石(きんせいせき)という鉱物が熱水変質を起こし雲母化しています。 菫青石の本来の色はスミレ(菫)色ですが、桜天満宮のものは、 酸化鉄のため淡紅色になっていてまるで桜の花のようになっています。 現在、ここの産地のものは天然記念物に指定されていおります。 |